【私の思い】これから私がお伝えしていきたいこと!
本記事の目次
ある日突然やってくる病気やケガ
大切な人の病気やケガはある日突然やってきます。
普段私は理学療法士といって病院でリハビリテーションの仕事をしています。
そこで皆さん口を揃えて話されるのが
「こんなことになるなんて、思ってもみなかった…」
それは当の本人だけでなく、一緒に過ごしておられるご家族も同様のこと。
突然の病気やケガで、まずは無事が確認でき安堵したのも束の間、
治療を終え退院!
という時にこれらが一気にやってくるものです。
退院後にやってくる様々な問題
その問題というのが、
- お金の問題:どれくらい費用がかかるのか
- 初めての介護の問題:自分にできるかどうか
- ご自宅の環境の問題:どう整えればよいか
など…
挙げればキリがないくらいです。
色々考えると不安は尽きないですよね。
やはりここで必要になるのは知識です。
知っていれば対処できること、準備できることはたくさんあります!
自宅での生活で活躍する介護保険
例えば介護保険。
普段は給与や年金から天引きされ、どちらかと言えば
『払っている』
という感覚が強いのではないでしょうか。
ですが、ご自宅に戻られるにあたり、これほど心強い制度はないと思います。
例を挙げれば
- 手すりをつける、段差をなくす、といったお家を直す際の費用の助成
- 日常生活に必要な福祉用具の購入費用の助成やレンタル
- 生活を支援するサービスプランの作成
まだまだ書ききれないくらいあります。
介護保険についてはぜひ、知っておいて損はないので、
また別の機会でお話できればと思います。
私がお伝えしていきたいこと
理学療法士である私が、このブログでお伝えしていきたいことは
制度のこともそうですが、
『どうやったらご自宅での介護が楽に行え、つらいと思いながらやっていることを楽しくできるか』
です。
ここで少し私の経験を少しお話させていただきますね。
妻の父の闘病生活から得たこと
妻との結婚後
妻の父が病気を患い、入院・手術を行うことになりました。
手術は成功。
しかし、その後の治療経過でだんだん弱っていく姿を見ていきました。
妻の父は病院を退院し、自宅で過ごしていました。
自宅での介護の経過
はじめは何でも自分でやれていたのですが、
徐々にお義母さんの手を借りないと動けないような状態になりました。
お義母さんがお義父さんの手を引っ張り、引き上げるように立たせて、
トイレなどへの移動を手伝っていました。
「お義父さんも、お義母さんも、お互いに大変そう・・・。」
お義父さんの介助を通して
ある日、私がお義父さんの介助を手伝う機会がありました。
私がお義父さんの起き上がり、立ち上がりを介助・誘導すると、
『おっ!!』
お義父さんが思わず声をもらしました。
いつもよりも楽に立てたようです!
その後のトイレへの移動もお手伝いし、大変動きやすいことを実感してもらえました!
普段自分が体のこと、動きのことを学んでいた成果が出た瞬間でした!
それを家族に活かし役立てることができ、素直にとても嬉しかったです!
そして過去に抱いていた『おばあちゃんに』というものではありませんが、
大切な家族に自分がリハビリを行うという、一つ夢が叶った瞬間でした!
お義父さんはその後、間もなく息を引き取りました。
亡くなったあとに聞いたのですが、お義父さんが私のことをとても頼りにしていたそうです。
「あさひくん、あさひくん」と言っていたと。
頼りにしてもらっていたことがとても嬉しかったです。
このエピソードは私の心の中にあるお義父さんとの大切な思い出です。
私がこれからお伝えしていきたいこと
少しだけ私のお話をさせていただきましたが、
ほんのちょっとしたことで、動作の介助というのは本当に楽に行えます。
それを味わっていただきたい!
そして、介護する方に笑顔が生まれると自然とその笑顔がご家庭に広がっていき、普段の生活が楽しくなる、
そのお手伝いをさせていただきたいのです。
先にも述べましたが、私がこのブログでお伝えしたいことは、
『どうやったらご自宅での介護が楽に行なえ、
つらいと思いながらやっていることを楽しくできるか』
です。
今後も皆さんにとって役立てる情報を発信していきますので、
どうぞよろしくお願いいたします!
伊達あさひ
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